2018/04/22

「何だか体がおかしいな」と思っても病院には中々行きませんよね
大概は行かなくても問題になっていないのいで、「まぁ大丈夫かな?」と思ってしまいますよね
そんな時、自分で病気のチェックがすることで病院に行くきっかけができるといいですね
自宅で簡単な健康診断チェックを集めたDIY健康診断をご紹介しますので、隠れた病気の早期発見を目指しましょう
脳卒中のチェック
10代20代の若者にも増えている脳の血管が詰まることで手足がマヒする脳卒中に関する健康診断チェックです
①紙とペンを用意、中心に印をつけた直径1cmの円を描きます
②そこから10cmほどペンを持ち上げ、円の中心をめがけて1秒1回のペースで20回打ちます
円から外れた点が20個中3個以上ある場合、脳に何らかの異常がある可能性が考えられます
正常な人でも最初はうまくできない場合があるので、少し練習してからやりましょう
ろれつが回らない、手に力が入りにくいなど動作がおかしいと思ったら試してみて、できなければ病院へ!
誤えんのDIY健康診断
日本人の死因第三位の肺炎の原因となる誤えんにかかりやすいかのチェック方法です
誤えんは飲み込む力の低下によって起こるので、食べ物が食道だけでなく気道に入ってしまう状態です
やり方は30秒間につばを何回飲み込めるかをカウント、3回飲み込めなかった人は要注意です
数え方は喉仏の上に指を置いてゴックンした時に喉仏が指を乗り越えた時を一回と数えます
味覚障害のDIY健康診断
若い世代に急増している味覚障害のチェック方法です
味覚は甘味・塩味・酸味・苦味・旨味が基本とされ、舌にある味蕾(みらい)という組織で感じ取っていますが、味蕾が衰えることで、味がわからなくなり、例えば塩分が足りないと感じることで大量に塩をかけてしまい高血圧に繋がるなどです
最近の若者は朝食を食べない習慣があり、食生活音乱れが味覚障害につながっていると専門家は指摘します
普通の水、水200ccに砂糖5gのわずかに甘い水、水200ccに塩2.5gを入れた少ししょっぱい水と普通の水3種類を用意し、ティースプーン1杯分を舐めて甘い・しょっぱい・味が無いの3つを見分けることができれば合格です
平衡感覚のDIY健康診断
先日、マツコ・デラックスが入院しましたが、その原因になったが平衡感覚障害で、ふらついたり周囲がぐるぐるとまわってしまい、歩くこともできなくなります
紙とペンを用意し、紙をテープで固定したら肘がつかないようにペンを持ち、反対側の手は太ももに置きます
紙に”あいうえと”と縦にまっすぐ書いて、目を閉じてから色の違うペンでなぞるように書き、左右に10度以上ずれていたら平衡感覚に問題がある恐れがあります
頚髄症(けいずいしょう)のチェック
両腕を前に伸ばし、グー・パーの動きを素早く行い10秒間に何回できるか計測してください
グーは思い切り握り、パーは大きく開いてください
グーパーで1回と数え、10秒間で20回以下だった場合、首の軟骨に問題がある頚髄症(けいずいしょう)の疑いがあります
フレイルのチェック
フレイルとは筋力や気力の低下により、心疾患など様々な病気にかかりやすくなる状態を言います
最近では若い世代の筋力低下が心配されており、気づいたときには要介護予備軍になっているケースがあるそうです
チェック方法は、足元にコインを3枚並べ、片足立ちになりコインを拾うことで、筋力とバランスのチェックをします
男性の場合は3枚、女性は2枚拾えれば合格です
フレイルの予防としては、ウォーキングなどの適度な運動とタンパク質を中心としたバランスの良い食事がオススメです
参考:日本テレビ「世界一受けたい授業!」